「蜜蜂と遠雷」がぶっちぎり一位(2017年心に残った本)
自称ヘヴィユーザーなので、読書メーターアプリが新たになって喜んでいることはお伝えしたとおりですが、使っていくとかゆいところに手が届かないというか違うそうじゃないというか、いろいろ言いたくなってしまって。(自分がよく使う機能にショートカットがつけられるようになったらいいのに)(おてまみ書こう)
日記にまとめるのをサボってしまった時期があるので、最低年のまとめをアーカイブしておけば無敵、と内心ほくそ笑んでおりましたが、まとめのコードに表示される本の数が読了数と合わないんだ……まさかゴシゴシ。目をこすってみても時間をおいてやってみても合わない。推察するに、毎月はじめに登録した何冊かしか表示されていない!!のか!がっくし。仕様変更したんだね……
見事に目論見が崩れ落ち、マメに作業するのが大事なんだなあと身にしみた年明けでした。
bookmeter.com
なので続きは2017年各月初旬に登録した本のまとめです~~来年は毎月アーカイブする誓
読み返して編集追記>上の文、「来年は」と書いてる時点でおいおいおいおいもう2018年やし
2017年の読書メーター
読んだ本の数:200
読んだページ数:60102
ナイス数:1517王になろうとした男
読了日:01月01日 著者:伊東 潤封鎖
読了日:01月02日 著者:仙川環ハーメルンの誘拐魔
読了日:01月05日 著者:中山 七里クロク、ヌレ!
読了日:01月07日 著者:真梨 幸子新選組颯爽録
読了日:02月01日 著者:門井 慶喜映画狂時代 (新潮文庫)の感想
一度読んだ掌編もあるけど、映画目線で改めて読むとまた感じか違うので面白かった。クラーク・ゲーブルの顎は割れてないと思うよ少なくとも風と共に去りぬのときは!(個人の希望です)(画像検索)(んんん?)
読了日:02月02日 著者:精霊の守り人 (新潮文庫)の感想
ファンタジーというジャンルがどうも苦手でなかなか読み進まない性質な為、このシリーズも随分長い間積んでいたのだけど、周りからの圧力により漸く着手。読まず嫌いで申し訳ありません、とカンバル王国方面へ向かって土下座。ファンタジーが中々受け付けない理由が解説にすかっと書いてあって嬉しくなり、安心して次に進めそう。これは、私のための物語。
読了日:02月05日 著者:上橋 菜穂子たった、それだけ
読了日:02月08日 著者:宮下 奈都実さえ花さえの感想
粗い、エピ盛り込みすぎじゃね、という印象が残ったのだが(おりんのこととかもっとあって良かった)、うんざりすることなくするりと読ませられたのでやはり上手いんや。いろんな桜が咲き始める今頃に読めて良かったです。
読了日:03月04日 著者:朝井 まかて楽しい夜
読了日:03月06日 著者:孤狼の血の感想
柚月さんて広島に縁がある人?とこの方の本を読むたび毎回奥付を見るくらい、声に出して読みたい広島弁じゃったわ。台詞部分に発音記号をつけて出したいなと思いながら読了。このまま映像にできそうです。
読了日:03月07日 著者:柚月裕子大阪的 (コーヒーと一冊)の感想
本屋に『知らんけど。』とポップが立ってて即買って素早く読んだ。喫茶店で話し込んでるお二人の会話を端で聞いているような近さの対談、津村さんのめちゃ遠くから俯瞰しているようでいて実はグイッとパーソナルスペースに踏み込みドキッとさせる絶妙な距離感の文体、江さんのシャープで短い引用とツッコミ。すばらしく楽しい本ですので一家に一冊。自分みたいに半分広島、半分関西な人間には出来ない考察だ。 知らんけど。
読了日:03月08日 著者:江弘毅,津村記久子蒼路の旅人 (新潮文庫)
読了日:04月01日 著者:上橋 菜穂子赤い刻印の感想
そろそろ長岡さんの長編小説を読んでみたいです…そこで終わらんといて!という短編ばかり4本。何がこの後ろにあるんだろう?というにおいだけ嗅いで明らかにならないから(嫌いじゃないけど)ちょっと焦れったい。
読了日:04月02日 著者:長岡 弘樹きわこのこと
読了日:04月05日 著者:まさき としか天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
読了日:04月07日 著者:上橋 菜穂子橋を渡る
読了日:05月03日 著者:吉田 修一ぬけまいる
読了日:05月06日 著者:朝井 まかて運命の人(三)
読了日:05月09日 著者:山崎 豊子運命の人(四)
読了日:05月10日 著者:山崎 豊子妻を譲らばの感想
家族の目に触れるところで読んでいたら表紙をみたらしい家族は『俺は譲らんぞ』と言い放ったのがハイライトです。まあその通りこちらも同感で、息子のほうの業は深くて残念だなあ。ひさびさの平山作品だったけどこんな後味の話のひとだったって、思い出した。
読了日:06月02日 著者:平山 瑞穂モダンの感想
ちょっと横道に逸れてみようとかイレギュラーなことをやってみようとか、そういった旅情のようなものがかきたてられる作品でした。勉強不足で紹介されてるアートは殆ど知らなくて恥ずかしいけど、観たような気持ちになるからマハさんのキュレーション力よ。
読了日:06月03日 著者:原田 マハアイネクライネナハトムジークの感想
ナジーム・ハメドがナハトムジークってところから物語が生まれたんだとしたら素敵にもほどがあるとむちゃくちゃアガった(違った)。無責任に真理っぽい無駄なことをいうストーリーテラー(この本では織田夫)が格好良く思えて嵌まったんよなー伊坂作品。なんか懐かしかった。
読了日:06月05日 著者:伊坂 幸太郎犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼
読了日:06月10日 著者:雫井 脩介ポケットに物語を入れて
読了日:07月01日 著者:角田 光代仮面病棟 (実業之日本社文庫)の感想
急にアレをアレしてくる異性には気をつけろって死んだばあちゃんが言うてたからおれ知ってるんだ。あとおれ地味に数字に強いからトリックにはその時に気づいたんだ。この主人公先生、頭いいのにユルくて脇甘くて魅力的だけど心配(何が)。
読了日:07月01日 著者:知念 実希人罪の声の感想
ソネにたどり着くまでの阿久津の沸き上がるような高揚感が生き生きしていて流石元記者さん。本当にグリ森の現場を取材してあらたな証拠を掘りあてたような瑞々しさで手に汗握ったのですが、傷ついた人の人生まで生々しくてなんかこう…ハシゴ外されたみたいで……探偵小説とは訳が違います。
読了日:07月04日 著者:塩田 武士まるまる、フルーツ (おいしい文藝)の感想
書くことのプロが果物について書くと、自分の好みのものはもっと!読みたい!食べたいおいしそおおおお!っとなるのに対し、苦手な物はあああそこが苦手でうえぇぇぇーー っとなるから我ながら不思議な読書体験だった。食べ物の描写は大好物なのに、果物はより近しく、ほとんど経験しているからだろうか。
読了日:07月06日 著者:青木 玉,阿川 佐和子,阿刀田 高,安野 モヨコ,生島 治郎スティグマータ
読了日:08月01日 著者:近藤 史恵風に立つライオン
読了日:08月04日 著者:さだ まさし蜜蜂と遠雷の感想
ハードルあげまくって満を持して読み始めたらあげまくったハードルをいともあっさり上回っていかれてものすごく嬉しい。恩田陸先生と初めてガッチリ握手できたような気持ち。音楽を表現するのにこんな多彩なやり方があったんだなあ。第三次の章では電車の中だったんだがポロポロ涙がでてきて参った。
読了日:08月05日 著者:恩田 陸あなたのための誘拐の感想
個人の感覚なんですが、最近の親子関係って友達みたいな距離になってるって現象(現象?)が受け付けないんですね……自分はそうじゃないしそうじゃなくて良かったとも思っていて、つまり、そういうことです……(これがネタバレせずに書ける精一杯)
元妻の人の感覚もなんかなあでした。
読了日:08月06日 著者:知念実希人それもまたちいさな光 (文春文庫)
読了日:09月01日 著者:角田 光代若冲
読了日:09月03日 著者:澤田 瞳子どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)の感想
『お前は松本孝弘の偉大さがわかってない!』楽聖と並び称される様は至高である。もう一度ベートーヴェン楽しみすぎる。
読了日:09月04日 著者:中山 七里夜と霧 新版の感想
『わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題ないなのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。』言葉もございません。
読了日:09月06日 著者:ヴィクトール・E・フランクル幹事のアッコちゃんの感想
こんなん現実では有り得ないし綺麗事やよーってハナから逃げるの良くないわね。とはいえ収まりが良すぎてなあ、と裏表紙を閉じたら海苔巻きがぷぷぷ。私にはコーヒー飲みながら食べる甘いものみたいなシリーズでした。
読了日:10月03日 著者:柚木 麻子室町無頼
読了日:10月06日 著者:垣根 涼介犯罪小説集
読了日:10月07日 著者:吉田 修一暗幕のゲルニカの感想
あらここ前に読んだところかな?と勘違いしてしまうほど同じ解説めいた描写が続く場面が何カ所もあって、それを省いてもっと史実の部分を厚く書いていただけたらよりアートのパワーが伝わると思うんです……ヨーコのパートが圧倒的に興味深いだけに間延び感というかフィクションの嘘くささ(特に軟禁のところ)がむちゃくちゃ気になる。ううう
読了日:10月12日 著者:原田 マハあなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:11月06日 著者:テッド・チャン深夜食堂 16 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:11月06日 著者:安倍 夜郎深夜食堂 17 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:11月06日 著者:安倍 夜郎深夜食堂 18 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:11月06日 著者:安倍 夜郎深夜食堂 19 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:12月02日 著者:安倍 夜郎THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」
読了日:12月03日 著者:ミシマ社 編首折り男のための協奏曲の感想
チャップリンと、ゴダールと、ノーラン。映画みたら本が読みたくなって、また映画がみたくなって、の繰り返し、幸せ。
読了日:12月05日 著者:伊坂 幸太郎国境 (講談社文庫)の感想
クーさん(笑)が何度もあまりに颯爽と現れるのでついに『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』と叫んでしまうようになってしまった。800ページ余り一気読みさせられた。こんなクズは嫌だって思ってしまうコンビだけど、会話のテンポ良さが気持ちいいのかな。
読了日:12月09日 著者:黒川 博行
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