2013-09に読んだ本
読書まとめだけは続けるつもりだったのに…。お久しぶりーおひさしぶりー。ブログを読む習慣をやめてから書く習慣も消え失せてしまった。
さかのぼり読書記録、8月は50冊くらい(漫喫入りびたり)、7月、6月は22冊くらいの筈(数えるのめんどくせ)。
2013年9月の読書メーター
読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:8058ページ
ナイス数:150ナイス途中の一歩(上)の感想
漫画製作に疎いんで、『ネームを切る』って何で言うんだろな?と不思議で仕方ないんだけど、本編がグイグイ面白いのでそれどころじゃない。急ぎ下巻へ。
読了日:9月1日 著者:雫井脩介途中の一歩(下)の感想
下巻もグイグイきたなあ。覚本弟が不器用なのにオトコマエでググッときた。
読了日:9月1日 著者:雫井脩介なにもいらない
読了日:9月2日 著者:吉川トリコノエル: a story of storiesの感想
『物語の夕暮れ』が未読だったので。続けて読んでみたら見事にリンクがあって、既読の作品もまた一度楽しめました。
読了日:9月2日 著者:道尾秀介みなさん、さようならの感想
映画観た時にも感じたんだけど、団地を出られることになったきっかけがヒーさんてのがちょっと寂しくて、でも、母は偉大なんだなァと。
読了日:9月3日 著者:久保寺健彦すべて真夜中の恋人たちの感想
これは、今年のBest3に確実入ってくる本だ。冬子が(恋に)堕ちて行く過程を飲酒で描写していくのもオオッと思ったけど、聖の正しいことばがグサグサ刺さった。『感情とか気持ちとか気分とかーーそういったもの全部が、どこからら自分のものでどこからが誰のものなんか、わからなくなる』『他人のものを引用しているような気持ちになるの』ほかにも。
読了日:9月4日 著者:川上未映子シロシロクビハダの感想
『いつでも言ってください。お声をかけて頂き光栄でした』こんなことをすらっと言える人が関わってできた商品なら使ってみたいなあと思いました。化粧品、興味ないんだけど。女としてどうかと思うけど。出でくる男たちがいちいち魅力的でありました。
読了日:9月5日 著者:椰月美智子けむたい後輩の感想
じっとりした女特有(なのかしら)の人間関係、こういう話リアルに体験してきたからなんか居心地悪くて辛いなあと感じつつ、真実子と栞子のまるで反比例してるような時間の経過に背筋が凍る思いでした。せっかく持って生まれたものでも、大切にしないとね…。美里の視点が救いでした。『初めて栞子が気の毒になった』とか、なんてその通りなんだ!と。
読了日:9月5日 著者:柚木麻子眺望絶佳
読了日:9月6日 著者:中島京子たまさか人形堂それからの感想
富永くん、人間味が増してて、続きが楽しみ。最終章の書き下ろし、面白かったです。言葉が通じないとか、サッポロとか。時間の流れ方が人間のそれとはスケールが違うことも面白い。彼らともまた再会できる日を楽しみに。
読了日:9月8日 著者:津原泰水若桜鉄道うぐいす駅の感想
「ぼくらの近代建築デラックス!」の門井氏の薀蓄を思い出しながらニヤニヤする小説。ブックデザインが可愛らしい。
読了日:9月8日 著者:門井慶喜スコーレNo.4の感想
自分が長女だからこの主人公麻子の家族に対する気持ち、妹を羨むところなんかは痛いほどよく分かったし、家族からの思い(特に祖母)を受け止める様にも非常に共感する。No.2がめちゃくちゃ切なかった。こんな経験は残念ながら?無いけれど、二人同じものを好きになってどちらも譲れなくてそれを相手も理解していて戻れない。割りを食ってしまったのは槇で一番可哀想だが、家族の温度も決定的に冷えていって、ハラハラした。後半温度を取り戻す様も良かったな。うん、よかった。
読了日:9月9日 著者:宮下奈都香港の甘い豆腐の感想
『香港は町じゅうが、誰かのキッチンみたいだった。というか、キッチンが家の中にあるのではなく、家の外にあるかのようだった。』これだけで街のにおいや音が伝わってくるよ行きたくなったよ。自分で何とかするということに気づいて大きくなっていく主人公の眩しいことよ。
読了日:9月10日 著者:大島真寿美ヒートアップの感想
まさに ヒート・アップ、でした。中山氏の本はどれも止まらない面白さだが、これはまた格別に止まらなかった。ネタバレになるので指示語だけになりますが、あの人がアレして、あの人がああだったんですよ!5章から興奮したわー魔女は甦る!
読了日:9月11日 著者:中山七里ぽっかぽか 19 (YOUコミックス)の感想
再読。あいつのオナラは臭い、に隠される慶彦の嫉妬に安心する。
読了日:9月11日 著者:深見じゅんかまさん
読了日:9月13日 著者:門井慶喜たったひとりの感想
ちょう怖い…ホラーだった。読み終えてカバー絵みたら怖さ倍増。みんなに白羽の矢が立っておるんですよ…。
読了日:9月15日 著者:乾ルカブラバンの感想
文字で読む自分と同じ方言はとてもこそばゆく、高校生が喋ってるのに妙におっさん臭く感じられてそれもまた近しく思えて、冒頭からガッツリ掴まれる。そしてタイトルからも解るとおり、音楽の話、しかもベース(弦バス!)が主人公、嬉しいなあ。人のこと、よく見えるんですよ、ベース持って後ろに立ってると。みんな25年経っても飛び抜けて遠い世界にいるわけじゃないってところがとてもリアル。出てくる曲を全部知ってたらもっと面白く読めるだろうな。半分くらいわからなかった。
読了日:9月17日 著者:津原泰水ひらいての感想
どーんとひいてしまったんだけど読むの止められなくて、美雪の家に上がり込んでしまう辺りからなんか突然愛が羨ましく感じてしまった。。何だろうこれは。初めての恋のくせに。心をひらくことがどんなに難しいことか。
読了日:9月17日 著者:綿矢りさ天命の扉
読了日:9月19日 著者:遠藤武文あのころの、 (実業之日本社文庫)の感想
瀧羽さん、吉野さん、加藤さんがお初でした。中高田舎の女子校で過ごしましたが、こんな恋愛模様とはとんと縁がございませんでした。だけどそれを今どうこう思うようなこともなくて、とても幸せです。平凡な生き方でよかったな、と。ひとと比べることじゃないけどね。
読了日:9月20日 著者:窪美澄,瀧羽麻子,吉野万理子,加藤千恵,彩瀬まる,柚木麻子やりたいことは二度寝だけの感想
人前で読むと良い感じに顔の筋肉と腹筋が鍛えられるので、是非ともお勧めしたい。どかーんと大爆笑というのではなく、基本的に低い温度の中で僅かな温度の変化を楽しむ、エッセイです。文房具について語らってみたい。
読了日:9月22日 著者:津村記久子仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング 角川SSC新書 (角川SSC新書)の感想
これから走ってみようかなと思っている、お仕事している年代にはいいきっかけになるのかもしれない指南書ですが、正直読んでてもあまり楽しくない……。もう走ってる人にはだれてきた頃のモチアップになるかもしれない(私はその口)。今仕事してないので効果のほどは不明ですが、走り続けてると楽しくなって、様々なことに気力が湧いてくるのは事実感じているところです。
読了日:9月23日 著者:久保田競,田中宏暁永遠をさがしにの感想
カッコつけて意地をはっても良いことなぞありませんよ、という話。中・高生が読むといいと思います。
読了日:9月24日 著者:原田マハ菜穂子
読了日:9月25日 著者:堀辰雄やがて目覚めない朝が来る
読了日:9月26日 著者:大島真寿美ロスジェネの逆襲の感想
テレビドラマ見てその後半沢氏どうしてるんかなーと気になって、一気読み。相変わらずなお仕事っぷりでまず安心した。ゴリゴリの会社人間の夫が読んだら泣くかもしれんな、彼の仕事がまぶしすぎて。他人のために正しいと思えることをしている人間が正しく評価されて、保身の事しか考えないはっきり言ってクズが駆逐されて行く様は痛快だけど、諸手を挙げて喜べない何かをずっと感じています。切っても切ってもこんなクズが次々湧いてくるのはなんでなんや。寂しいよなあ。
読了日:9月26日 著者:池井戸潤結婚
読了日:9月28日 著者:井上荒野ばらばら死体の夜
読了日:9月30日 著者:桜庭一樹おいしい節約 保存食
読了日:9月30日 著者:ホークスみよし,山口規子・写真