2013-05に読んだ本
もはや月報とも呼べないレベルの更新頻度の低さ。変わらず遊びに来てくださる皆さん、ありがとうございます。
5月は映画見てビール飲んで、サッカー観てビール飲んで、くまもんに会ってビール飲んで、過ぎていきました。新緑の阿蘇はええとこでした。最近カメラの充電がすぐになくなるようになりました。
本と映画は変わらずなペースで消化しています。そちらでお会いしましょう。
2013年5月の読書メーター
読書メーター
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:8448ページ
ナイス数:162ナイスMIST(ミスト)
読了日:5月1日 著者:池井戸 潤少女たちの羅針盤の感想
わが故郷開催のミステリー文学賞の第一回優秀作品。時代が現在と4年前とを行ったり来たりして、4年前の殺人事件の真相が少しずつ明らかにされていく。素直に読んでいて割と早い段階で犯人が特定できたので、かなり王道なミステリーだったと思います。でも飽きることなく最後まで一気に読めたので、満足度は高いです。
読了日:5月2日 著者:水生 大海辞書を編む (光文社新書)の感想
三浦しをんの『舟を編む』が楽しかったひとは間違いなく楽しく読める筈。目を奪われるようなドラマは起こらない淡々とした作業のなかに浮かび上がる情熱、執念といった方がいいか。熱くておもしろい、とても人間くさい辞書編纂の世界。「ことばで世界の模型をつくる」っていいフレーズだな。
読了日:5月3日 著者:飯間 浩明ブラックジャックによろしく 6
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 7
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 8
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 9
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 10
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 11
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 12
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰ブラックジャックによろしく 13
読了日:5月3日 著者:佐藤 秀峰新ブラックジャックによろしく 1(移植編) (ビッグコミックススペシャル)
読了日:5月4日 著者:佐藤 秀峰パティスリー・サレ オーブン・ミトンの塩味のお菓子―キッシュ、ケーク・サレ、パイ…の絶品!レシピ (主婦と生活生活シリーズ)
読了日:5月4日 著者:小嶋 ルミ恋愛嫌いの感想
恋愛が好きですきで、っていうひと、同性ならまず友達になりたくないですよ…(幸いにも身近にはいない)。ポジティブでもネガティブでもないいわゆるニュートラルな状態がいい。
読了日:5月4日 著者:平 安寿子猫の一年の感想
うねうねとした文体といい、強烈なまでの毒気といい、はまると抜けられないんだろうなと思った。お初だったのでかなり驚いた。
読了日:5月6日 著者:金井 美恵子婚礼、葬礼、その他の感想
新解さん7版によれば葬礼とは、『「葬儀」の改まった表現。』です。タイトルだけでもう可笑しい。けれども、二篇目があまりに冷たくてその温度差で風邪を引きそうです。春の今の気温にちょうどよいと思いました。
読了日:5月7日 著者:津村 記久子しあわせなミステリーの感想
どの作品もほどよい長さで、ほろ苦くて、面白かったです。作家のみなさんからメッセージが添えられているのも嬉しい。吉川さんだけお初でした。シリーズ一作目読みたい。
読了日:5月8日 著者:伊坂 幸太郎,中山 七里,柚月 裕子,吉川 英梨その日本語、お粗末ですよ! (宝島社新書)の感想
『文法として正しいかどうかではなく、言葉というツールの目的に立ち戻って伝わるかどうかという視点』がこの本におけるお粗末の定義だそうです。タイトル読んだだけでそこまで伝わらなかったので、これはお粗末な本ということでいいですか?少なくとも私が望む内容ではなかったので『遺憾です』。ちょくちょく『〜なのですが。』で文章を締めくくられていて、そのたび消化できなくてとても気持ち悪いです。
読了日:5月9日 著者:タカハシ マコト八番筋カウンシル
読了日:5月10日 著者:津村 記久子ルドヴィカがいる
読了日:5月13日 著者:平山 瑞穂銀色の絆
読了日:5月14日 著者:雫井 脩介るり姉
読了日:5月14日 著者:椰月 美智子私は古書店勤めの退屈な女 (日本ラブストーリー大賞シリーズ)
読了日:5月14日 著者:中居 真麻遠い太鼓
読了日:5月15日 著者:村上 春樹痺れるの感想
このタイトルの意味は、新解さん7版の【しびれる】の二 『強い刺激を受けて うっとりとなる』の方です。いう間でもなく。その刺激が強すぎるのだった。
読了日:5月15日 著者:沼田 まほかる地下の鳩の感想
うんざりするほど暗くて西さんの苦手な方の作品だ、と思ったけどなんかやめられずに読んだ。ミミィさんが故郷を訪ねて行くところからがよい。よかった。
読了日:5月16日 著者:西 加奈子あつあつを召し上がれの感想
美味しいものの記憶とかなしい思い出が結び付くような話が多くて、正直あんまり好きじゃないなと思いました。でも、悲しくても辛くても、生きていくためには食べることを止めることはできないから、ねー。タイトルは素敵でとても好き。
読了日:5月17日 著者:小川 糸玉村警部補の災難 (『このミス』大賞シリーズ)の感想
バチスタシリーズ本編でのAiセンター稼働を控えて復習編、といった位置付けでしょうか。これまでの歴史をさらっと押さえつつ、タマちゃんと加納刑事コンビのやり取りが楽しめる本。災難な一面もあるけども、なんか楽しそうに思えたのは私だけかしら。
読了日:5月18日 著者:海堂 尊炎上 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉の感想
『消失』で強い既読感が。調べるとどうもプリズン・トリックの続きということ。おー、前作で続きにそそられないみたいな感想を持ってすみませんでした。一編ずつ後味悪い終わり方ですが、テンポよくて読みやすく、面白かったです。いつの間にか(忌々しい)安孫子の影を探していました。
読了日:5月18日 著者:遠藤 武文ダークゾーンの感想
唐突にバトルが始まったのであたま??となりながら読み進めれば、リアルとバーチャル?な世界がどうやら繋がるらしいと分かり、折しも将棋が面白いと思い始めたところだったこともあって、そこそこ楽しく読んだ。ただ主人公の詰めの甘さがいろいろ残念だった。そりゃプロにはなれんて、と何度か思った。みんな振り回されてお気の毒。
読了日:5月20日 著者:貴志祐介峠うどん物語(上)
読了日:5月21日 著者:重松 清深き心の底より
読了日:5月21日 著者:小川 洋子峠うどん物語(下)の感想
【上下巻通して】連続ドラマにし易そうだなーと。葬儀場の目の前に立つうどん屋で、中学生のよっちゃんが様々な死に面して少しずつ大人になっていくというはなし。他人との距離感が近すぎず遠すぎず程よくて、大人たちがみんな弁えていて、その辺すごくうまいなと思った。秀逸なのは何と言ってもカバー。箸袋だねこれは。うどん食べたい。
読了日:5月22日 著者:重松 清リレキショの感想
ガソリンスタンドの加藤さんは、あの加藤さんだよね。
読了日:5月23日 著者:中村 航あぽやんの感想
旅行会社の空港業務員、あぽやん。そんな世界があったのかー以外とアナログなんだな、という驚きをもってさくっと読了。読みやすい文体でした。主人公がもっとビッグになるところを読みたいなと思いました。
読了日:5月23日 著者:新野 剛志ふくわらいの感想
疑うということを知らないまま育つと、この定みたいな人生になるんかなーと思った。自分だったらこの父親の生き方は全く受け入れられないだろうし、間違いなく対立するだろうと想像できる。
読了日:5月25日 著者:西 加奈子てのひらの記憶の感想
おばば主演でぜひお願いしたいな。いいキャラ。
読了日:5月26日 著者:水生 大海どちらとも言えませんの感想
奥田氏のエッセイは読むと気分がいいので好きだ。マツダスタジアムが褒められてて嬉しくなった。スポーツからみる外交、民族の問題など日本人として意識が疎かになりがちな角度からの解説が深くて、本当にスポーツを愛しているんだなあと感じられます。もっと偉ぶって出てきてもいいのに、絶対そうしない賢いところ、偉い人はみんな見習うといいと思いました。
読了日:5月27日 著者:奥田 英朗ガレキノシタの感想
こういう構造のはなしは最近好物で、進めば進むほど北野のことが好きになった。恋バナする女子二人が良かったかなあ。最強のままでいられたからそれはそれで、と思ったからです。
読了日:5月28日 著者:山下 貴光とにかくうちに帰ります
読了日:5月30日 著者:津村 記久子ブラックジャック 新装版 全17巻の感想
久しぶりに読んだ。こういう良質な漫画が期間限定でも無料で読めるなんて、なんて素晴らしい世の中になったものかと感動する。内容は言わずもがな面白いし、深い。手塚さんは没後(かどうかはわかんないけど)大地震が何度もこの国を襲うことを予想していたとしか思えないな。
読了日:5月31日 著者: