心と響きあう読書体験(2011年)。
今年も小川洋子さんの本『心と響き合う読書案内 (PHP新書)』にタイトルを一部お借りして、まとめてみようと思いますが、どうもうまくいきません。本を読むことは自分にとって、おきて顔を洗って歯を磨いて、とおんなじで、もはや生活習慣の一部と言い切れるのだけど、2011年は3.11があって。被災したわけではないけどあの日以前のことはとてもおなじ年に起ったこととは思えず、遠いとおい過去のことのよう。ほぼ時期を同じくして私の生活スタイルもがらりと変わってしまった。そんな中、私はなぜこんなに本を必要としているのかなあ、と何度も考えた一年でした。
本をはじめとする資料の類は人間の叡智の集大成であり、それに触れることで人は成長するんだ、ということがよく言われます(出典失念、oh)。どうしたらいいのか、何かにすがりたい、そんな不安な気持ちを鎮めてくれるものが本、という側面は確かにあります。2011年の読書記録を眺めていると、何かヒントが欲しい、光を求めたい。そんなジタバタっぷりが伺えるのでした。
2011年の読書メーター 読んだ本の数:395冊 読んだページ数:97859ページ ナイス:2277ナイス 感想・レビュー:251件 月間平均冊数:32.9冊 月間平均ページ:8155ページ ▼本一覧 http://bit.ly/yK1Si6
この中から心に残った作品をピックアップすると、15冊。こちらです。
http://book.akahoshitakuya.com/u/12193/cat/161712
プラス、1冊。

- 作者: 脇明子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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今年も、すばらしい読書体験ができますように。
ずいぶんテンションの違う、過去の読書記録振り返り。面白いので並べてみる。
2010年→id:kumagoro_morino:20110110:1294628991
2009年→id:kumagoro_morino:20100108:1262912393