2011-01に読んだ本
もうまとめなきゃいけない時期とか、信じられん。今月はマンガばっかり。だけど長く付き合えそうな作家さんと出会えた月だった気がする。……気がする(記憶喪失)。
1月の読書メーター
読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:8447ページ愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
読了日:01月01日 著者:米澤 穂信ロードムービー (講談社ノベルス)
ハードカバーで読んで、ノベルスで読んで、またほろほろ泣く。今回は『トーキョー語り』にやられた。映画の様な、美しい色彩と、人の優しさと残酷さが絶妙。
読了日:01月02日 著者:辻村 深月カフーを待ちわびて
気持ちがホカホカして、年明け早々いい気分になりました。明青は淡々と生きていてとてもハンディを背負っているとは思えなかったし(それが元でドラマが)、おばあは底抜けに優しい。幸の様な生立ちでなくても、幸せにして貰いに駆け付けたいと思ったさー。
読了日:01月03日 著者:原田 マハ春を嫌いになった理由(わけ)
温かみがあって素敵な表紙に騙され(!)、読んだらやっぱり誉田さんだったという。果たして瑞希はそれで良かったのか、ということと、岩本の立場が最後までしっくりこなかった。あとタイトルと章の付け方も何か苦手。
読了日:01月04日 著者:誉田 哲也WILL
MOMENTの記憶がうっすらとしかなくて、残念である。いい名前。いい話でした。また読み返したい。
読了日:01月07日 著者:本多 孝好私の男
雨、海。ところどころで登場する水の描写が生々しくて、ゾッとする。美郎は本当に見たのかな、それが気になってしかたがない。だんだん二人の歴史を遡って描かれるスタイルは、いらん想像まで掻き立てられて、それもまた自分にゾッとする。
読了日:01月08日 著者:桜庭 一樹聖☆おにいさん(4) (モーニングKC)
読了日:01月08日 著者:中村 光聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
読了日:01月08日 著者:中村 光聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
読了日:01月08日 著者:中村 光モテキ(4) (イブニングKC)
読了日:01月08日 著者:久保 ミツロウちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる (2) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる 5 (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる 6 (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる 7 (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる(8) (BELOVEKC)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)
読了日:01月08日 著者:末次 由紀Do Da Dancin'! 8 ヴェネチア国際編 (オフィスユーコミックス)
コレで終わり、といわれても納得するかもしれん。
読了日:01月09日 著者:槇村 さとるFine days―恋愛小説
「シェード」を読んでホッとした。最初の三編は美しいながらゾクゾクさせられたので。
読了日:01月10日 著者:本多 孝好PLATONIC SEX (小学館文庫)
これで成り立ってしまい、まして映像化されたり、なんてことになるのは飯島さんのキャラクターだしギョーカイってところなんでしょうけれど、生身な感じは決して嫌ではなかったよ。
読了日:01月11日 著者:飯島 愛からくりアンモラル (SFシリーズ Jコレクション)
受け入れがたし。ちうか、理解がおいつかない。読みとばしましたごめんなさい。
読了日:01月13日 著者:森 奈津子想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
シリーズ三作目。ご寮さんは元気になったし 妹分ができて澪は泣かなくなったし 少しホッとするないようの一冊だったと思う。相変わらずりう婆の存在から目が離せない。彼女が若旦那の行方と小松原の出生とか 全部の鍵を握ってそうな気がする。
読了日:01月15日 著者:高田 郁天国旅行
男女の恋より男性どおしの絡みの描写の方が生々しく感じられるのは、私の思い込みではないと思う。どの作品にも驚かされて、楽しい。「遺言」が一番好みだった。
読了日:01月16日 著者:三浦 しをん小説名探偵コナン特別編「工藤新一の復活~黒の組織との対決~」 (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日:01月16日 著者:青山 剛昌,渡邉 睦月,平良 隆久山田商店街
何この本!シユーーール!めっちゃ笑ったわ。こんな楽しい街、住みたい、けど、ヤギさん郵便はゴメンだな(笑)
読了日:01月16日 著者:山田 マチ空へ向かう花
カホ、ハル、キッペイ、コザさん。一人ひとしそれぞれが抱える問題は大きくて一人では抱えきれないほどだけど、それぞれがお互いを見てるっていいな、と思った。そんな話なのに、パステルの色鉛筆でうすーく色を付けたような、そんな文章でさらさら読めた。
読了日:01月17日 著者:小路 幸也みんな誰かを殺したい
タイトルからしてだいたいのオチは予想がついたんだけど、なんでしょうか、すっかりやられちゃったわ!とか、トリック見切った!っていう爽快感が薄いのが非常に残念であります。
読了日:01月20日 著者:射逆 裕二蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
趣向が楽しい。先に地図ありきでストーリーが作られたのかな?どなたの作品が一番先に書かれたのかな?色々作家さんの作業を想像しながら読めたのがよかった。一つの街を舞台にしてるのに、それぞれ個性が出るもんですね。伯方さんのが全体を纏めてて、一冊の本となってますね。永遠に続けられそう。次も楽しみ。
読了日:01月22日 著者:道尾 秀介,伊坂 幸太郎,大山 誠一郎,福田 栄一,伯方 雪日アンボス・ムンドス
読了日:01月23日 著者:桐野 夏生きみ去りしのち
なぜ洋子を抜きにしてそこまで話が進んで行くのか。離婚していなかったら、明日香も美恵子もいなかったら、セキネさんはどうやって乗り越えたのか。設定から違和感ありまくり。このドラマの中では私は洋子にしかなり得ないから腹がたつんだと思う。囚われているのが過去すぎるよ。洋子はどうしたらいいのさ。
読了日:01月23日 著者:重松 清片眼の猿 One‐eyed monkeys
直木賞受賞、おめでとうございます。非常に読み易くて、その分うっかり騙されて、非常に心地よい読後感でした。秋絵のくだりはまんまとやられましたが、エレベーターでニアミスする彼女と帆坂くんについては深読みしすぎてました。テーマは重い方だと思うのですが、見事にドタバタでもったりさせないところがさすがだなとおもいます。
読了日:01月30日 著者:道尾 秀介ストーリー・セラー
「作家には、想像力は無駄にある」そんな人が、こんなストーリーを書くのは、どんな気持ちだっただろう。アンソロジーの方の「Story Seller」を読んだ時からあまりのリアリティに圧倒されっぱなし。私は作家ではないけれど、夫を持つ働く女性として、side-Bを読んで男性(夫)はどんな気持ちになるのか、興味がある。
読了日:01月30日 著者:有川 浩