昨日の気になる【偽】

今年の漢字が発表された。

今年の世相を表す漢字は「偽」――。日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が全国から公募した「今年の漢字」が12日、清水寺(同市東山区)で発表された。森清範(せいはん)貫主が、縦1.5メートル、横1.3メートルの巨大な和紙に太い筆で一気に「偽」の字を書いた。

今年の漢字「偽」を書く森清範貫主=12日午後2時すぎ、京都市東山区清水寺

 ひき肉、白い恋人赤福船場吉兆の高級食材……。身近な食への信頼を揺るがせる「偽装」が相次いで発覚し、年金記録政治資金をめぐっても庶民が「偽り」に振り回された1年を反映した。

 同協会の募集に、はがきやインターネットで応じた9万816通のうち、約18%の1万6550通が「偽」に集中。「何を信じたらよいか、わからなくなった1年。来年こそは看板に偽りなしを」との声が多く寄せられたという。

 2位以下も「食」「嘘(うそ)」「疑」など、不信が渦巻いた世相を示す言葉が目立った。森貫主は「こういう字が選ばれるのは、誠に恥ずかしく悲憤に堪えない。分を知り、神仏が見ているのだと自分の心を律してほしい」と語った。

応募した文字は

先月清水寺に行ったときに初めて応募(id:kumagoro_morino:20071117:1195633655)。そのときに書いた文字を発表。
私→「捻」:国会をはじめ、社会全体が捻れている気がしたから
オット→「政」:参議院選挙での自民党歴史的な敗退が一番印象に残ったから

朝日新聞の朝刊にも同じ記事が出ていたが、森貫主のコメントが印象的。こんな世の中にしてしまって恥ずかしい、と各々が感じていれば、来年は明くなるだろうか。