はてなダイアリー  -ひまもてアーカイブス-

2016.1.6以前の記事はダイアリーのものです。

2016.02に読んだ本。

f:id:kumagoro_morino:20160303172344j:plain
ちょっと閉じてるというか、あまりひとやものを寄せ付けたくない時期の波みたいなのがあって、そういうときは写真撮るのも億劫で、もちろん公開日記なんていうものも書く気なぞ起きるわけもなく、本を読む集中力も落ち、季節の変わり目の天候や気温の移ろいが堪えるってこういうことなんかもしれん。こういうときは手帳とともに引きこもりひたすら体をいじめたりしてるんでもう一つの相棒のことを早く書きたいんですけど、やっぱり恥ずかしいんよね、、ってな具合でさいきん過ごしています。やっと浮上してきたのでまたぼちぼちとー。
「続きを読む」が使えない方はご注意あれ。長いです。f:id:kumagoro_morino:20160303170402j:plain

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5964ページ
ナイス数:147ナイス

冷たい手冷たい手感想
タイトルの手って素直に読んだら過去の事件のあの手のことなんだろうけど、現在パートの上司とか刑事とか家族とかひどい仕打ちをしてくる面々のほうがよほど冷たいしブラックだとおもいました……犯罪の被害者の関係者が肩身せまくちいさくなって生きなければならないのつらい。
読了日:2月2日 著者:水生大海
私と、妻と、妻の犬私と、妻と、妻の犬感想
数十ページおきに猛烈にイライラがつのって先に進めないというタイプの私小説。愛人にも妻にも去られ愛犬だけは自分を求めてくれるっていう結末には泣くどころか呆れて犬が可哀想になる。この人大学で何教えてんのか知らんけど(仕事してる描写がまたこれ)、このゼミはいったら就職できなさそう!逃げて!
読了日:2月3日 著者:杉山隆男
これからお祈りにいきます (単行本)これからお祈りにいきます (単行本)
読了日:2月6日 著者:津村記久子
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
読了日:2月7日 著者:池井戸潤
洋子さんの本棚洋子さんの本棚感想
読書体験も年齢のステージがあるんだなって、ずっと本を読み続けているこの二人が語っている説得力。自分だけわたしはちょうど第四章の人生のあめ玉のところにいて、人生の中で揺るがないものを探している段なんやなとわかった。『人って未熟なまま、言い残したことがあるまま、互いの手をはなしてしまうことがある』ほんとそうよ。そろそろ内田百閒と藤沢周平を読もうと思います。
読了日:2月8日 著者:小川洋子,平松洋子
忘れ物が届きます忘れ物が届きます感想
「忘れ物」というよりか「忘れたいもの」という意味が強くて、今掘り返さないで欲しい…どよーんという気持ちになったので、体調が良い時に読むのがおすすめです。最初の2篇は人物把握ができなくてすごく読み辛かった。
読了日:2月9日 著者:大崎梢
爪と目爪と目
読了日:2月9日 著者:藤野可織
光秀の定理 (単行本)光秀の定理 (単行本)
読了日:2月11日 著者:垣根涼介
ぱっちり、朝ごはん (おいしい文藝)ぱっちり、朝ごはん (おいしい文藝)
読了日:2月14日 著者:林芙美子,色川武大,久保田万太郎,角田光代,よしもとばなな,石垣綾子,堀井和子,森下典子,井上荒野,佐藤雅子,万城目学,山崎まどか,吉村昭,小泉武夫,山本ふみこ,團伊玖磨,椎名誠,西川治,東海林さだお,池波正太郎,小林聡美,阿川佐和子,蜂飼耳,渡辺淳一,向田邦子,河野裕子,筒井ともみ,堀江敏幸,窪島誠一郎,増田れい子,川本三郎,久住昌之,徳岡孝夫,立原正秋,佐野洋子
ダウン・バイ・ロー (講談社文庫)ダウン・バイ・ロー (講談社文庫)
読了日:2月15日 著者:深町秋生
明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち
読了日:2月17日 著者:山田詠美
龍の行方龍の行方
読了日:2月19日 著者:遠藤武文
ウツボカズラの甘い息ウツボカズラの甘い息感想
今作品もぐいぐい読まされた。けど、、ね……(釈然としない)(最後がちょっと)おそらく自分はだまされる側になると思うので、文絵がどういう罪に問われるのか教えてほしいです。これはちょっと盛りだくさんすぎかなー佐方シリーズみたいに一方の視点から掘り下げていくスタイルの方が柚月さんは面白いと思うなー。
読了日:2月20日 著者:柚月裕子
清須会議清須会議感想
大河ドラマ真田丸ではこの辺のことやらなさそうなので読んでおいた(確か映画も観た)。映像の台本みたいにここからだれぞの心情、とパチパチ場面が切り替わるので、小説としては物足りなさはあるけれどたいそうよみやすかった。
読了日:2月21日 著者:三谷幸喜
エヴリシング・フロウズエヴリシング・フロウズ感想
大阪の中学3年の男子が主人公だけど、自分含め世の中すべてのものがふわふわと漂っている感じはすごくよく分かる。偶に自分の足が地に着いていないと感じる時もあるし、周囲の流れに乗れないことも飲み込まれることもあるし、立ち止まったり周りをせき止めたりしようとすると莫大な力が必要で疲弊してしまうこともある。それでいいと思えるようになること、自分も誰も傷付けないように態勢を変えられるようになること、が大人になることだとしたら、なんと難しいことなんだろう。
読了日:2月22日 著者:津村記久子
猫を拾いに猫を拾いに
読了日:2月24日 著者:川上弘美
ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓
読了日:2月25日 著者:福田和代
夢を売る男夢を売る男感想
(おもろいんだけど)毒気が強すぎて。実際この本は著者とのジョイント・プレス方式で出版されました、というオチくらいない限りキツイわーこんなに自分の首しめてどうするんやろこのひと、と思ってたらラスト完全にひよってるしもう残念すぎる。
読了日:2月26日 著者:百田尚樹
今日も一日きみを見てた今日も一日きみを見てた感想
どちらかというと犬が好きだという著者がドップリ猫というかトトという生き物にはまっていく様が冷静に考察されていて、ただ猫が好きなだけな人が書いたものとは一線を画していて興味深く読みました。子供と比較したり派閥を作りたがる傾向に一言申してみたり。自分が生み出した作品たちはちっとも可愛いと思わないのにこの小さな生き物にはメロメロ、と言い切るところにほおーーと感心のような驚きのような気持ちに。
読了日:2月27日 著者:角田光代
あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)感想
NHKのドラマ『あさが来た』と『ちかえもん』の記憶がホットなうちに読むとなお理解がすすんで楽しい作品だと思いました。金と銀の意味も、阿呆ぼんという響きも、番頭さんに幸あれという気持ちも、今なら解る。個人的には暴れ川のそばに住んでいるので、幸の家族の再登場を楽しみにしたいところです。
読了日:2月29日 著者:髙田郁

読書メーター