はてなダイアリー  -ひまもてアーカイブス-

2016.1.6以前の記事はダイアリーのものです。

決められない女。


本の雑誌にたまに掲載される「図書カード使い放題*1」を眺めては、『はー、そんなにあったらどれだけいいか』とため息をついている私のところにも、先日思いがけず図書カードがやってきた。その額いちまんえん。うっひゃー、フェルメールのカード実物初めて見た(註:当方過去書店員経験有リマス)よ!お義母さんありがとうーー!
と、はしゃいでみたものの、さて、何を買おう。ちまちま書店に足を運んでは、『あれも買える、ああこれも!今なら買えちゃうよわたしうふふ』と余裕かましながらそぞろ歩くのは本当に楽しい。でもいざ手に取ってじっくり眺めていると、次第に感じる「コレジャナイ」感に押しつぶされてしまい、買えない。絶対に買うと決めている本でも、『まあこれはあれだ、このカードで買わなくっても』という気持ちになってしまうのだ。フェルメールに穴をあけるのがそんなに嫌なのかぃ……?いやそんなはずは(確かに勿体ないとは一度は思った)。
心理状態を整理してみると。

  1. 自分ではまず選ばないであろう本を買った方がいいんじゃないか
    1. せっかくだから記念に、全集とか →買えません
    2. 高額なものをどーんと一冊  →置けません(飾るような場所がない)
    3. 翻訳ものに挑戦したいと思ってたし →そのときがきたらいずれ自力で買うでしょう
  2. これを買えて嬉しかったです!と報告しよう
    →義実家一同誰も興味ないから話してもつまらん…
  3. すぐ手放してしまうようなのは止めよう。古典とか歴史とか?
    →きょ、興味が…薄くて(酷)
  4. 本じゃないものという選択肢、これはない(ばっさり)
    →いやちょっとさ、カメラの資金の足しに、とも思っちゃったことを告白する

を繰り返している。結局、図書館と違って返却できない+せっかくまとまった額だし無駄にしたくないし、だけどしょーもないと思う(思われる)のは嫌、ということだ。そうとうな見栄っぱりだな。せっかく、だけど。そして延々悩んでいる。オンナゴコロとアキノソラ。

この一万円でさらに新たな本との出会いがありました、世界が広がりました、という機会になったらいいと思っている。楽しい悩みだ。新たなことにえいやっと飛び込んでみる勇気、これが今一番欲しい。今日も書店を歩こう。